歯ぎしり、食いしばり
- 2021年12月27日
- お知らせ
歯ぎしりとは?就寝中、無意識下にぎりぎりと音を立てて歯を擦り合わせる行為です。
ご家族に指摘されている方もいるかもしれません。
食いしばりとは?こちらは音は立てませんが歯を噛み締めてぐっと力を入れる行為です。音を立てないので周囲からは指摘されず自覚されていない方も多いです。日中でも集中している時など起こります。
口腔内の頬に白い筋(頬圧痕)ができている、顎の骨にこぶ(骨隆起)がある、起床時に顎がだるい
このような症状があると、食いしばりをしているかもしれません。
歯ぎしり、食いしばりの影響
1、歯が痛む
歯の根の周囲の歯根膜が炎症を起こして歯が痛むことがあります。
虫歯と思い来院したら歯根膜炎とういうこともしばしばあります。
2、虫歯
歯に力がかかることで亀裂が入りそこから虫歯ができます。
3、顎関節症
顎の関節に負担がかかり顎関節症になることがあります。
4、肩こり
5、片頭痛
対処法
◯マウスピース
上顎に装着します。就寝時はもちろん日中も使用できます。マウスピースで凹凸を無くし平にすることで歯への負担を軽減できます。
◯かみあわせの調整
特定の歯に過度な負担がかかっている場合は歯を少し削りかみあわせを調整することもあります。
◯意識的にやめる
日中など食いしばりに気がついたときにやめることも効果的です。
まずは自覚することが大切です!
少しでも気になることがあればご相談ください。