虫歯の原因と対策
- 2022年1月31日
- お知らせ
虫歯の原因には以下のの3つの要素に時間の経過が加わってできるといわれています。
①歯質
歯の強さや唾液の力によって虫歯になりやすいか左右されます。
②細菌
主な虫歯菌はミュータンス菌です。
この菌はプラークを作り、また歯を溶かす酸を作ります。
③食べ物
糖質の中でも特に砂糖を含む食べ物や飲み物が
虫歯の発生に影響を与えます。
つまり!この3つの要素が重なる時間が短ければ虫歯になる可能性が低く、
長ければ虫歯ができやすくなるのです。
例えばおやつの時間を決めずに長時間食べる、仕事や勉強の合間に甘いものをだらだら食べる、常にジュースを飲むといった行動は3つの要素が重なる時間が長くなるので虫歯ができやすくなります。
ではそれぞれどのように対策したらよいでしょうか?
①歯質
フッ化物を使った歯質の強化(フッ素入り歯磨剤、歯へのフッ素塗布)
よく噛んで唾液の分泌を促進
歯科医院でのシーラントによる予防
②細菌
ご家庭での歯磨きや歯科医院でのクリーニング
菌の活動を抑えるキシリトールやフッ化物の使用
③食べ物
バランスのとれた食生活
おやつの習慣
虫歯になりにくいおやつの選択
虫歯になる原因は人それぞれです。ご自分に合った予防法をご相談ください。
虫歯が大きくなってからの治療は歯の寿命を短くし、治療も長引きます。
まずは虫歯にならないための予防をしっかり行い、もし虫歯ができてしまった場合は早めの治療をしましょう!