むし歯治療
むし歯治療

当院では、むし歯治療において以下の特長を持っています。
最新の診断技術
当院は、最新のデジタルレントゲンやむし歯診断機器を使用し、精密な診断を行います。これにより、むし歯の初期段階を見逃すことなく、早期の対応が可能です。
痛みの少ない治療
治療においては、可能な限り痛みを軽減するため、最新の麻酔技術と細心の注意を払った治療を行います。また、患者様の不安を軽減するため、治療中のコミュニケーションを大切にしています。
個別の治療プラン
患者様一人ひとりのむし歯の進行状況や口腔内の状態に応じて、最適な治療プランを提案します。治療方法や材料の選択も患者様と相談の上で決定します。
予防とメンテナンス
むし歯治療だけでなく、予防とメンテナンスも重視しています。定期的なクリーニングやブラッシング指導を通じて、むし歯の再発を防ぎます。
審美性と機能性の両立
治療後の歯の見た目や機能に配慮し、美しく、自然な仕上がりを目指します。使用する材料も、見た目と耐久性に優れたものを選んでいます。
むし歯は、歯の硬組織が酸によって溶かされ、穴が開く病気です。むし歯の原因となるのは、口腔内の細菌であり、その中でも以下の菌が主要な原因とされています。
この細菌は、口の中の糖分を分解し、酸を生成します。酸が歯のエナメル質を溶かし、むし歯の初期段階を引き起こします。
ミュータンス菌が作り出す酸性環境で繁殖し、深部に進行したむし歯をさらに悪化させる役割を果たします。
初期段階のむし歯は自覚症状が少ないため、早期発見が重要です。以下のような症状がある場合は、早めに歯科医に相談しましょう。
むし歯のリスクを高める要因は以下の通りです。
歯質や歯並び、咬み合わせの個人差があります。むし歯になりやすい歯質の場合、フッ素を含む歯磨き粉や、唾液の分泌を促進する食習慣が有効です。
甘いものや間食の頻繁な摂取は、口腔内を酸性にし、むし歯のリスクを高めます。バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。
むし歯の原因菌が活発に活動している場合、むし歯の進行が早くなります。キシリトールやフッ素を含む製品を利用し、定期的なクリーニングで細菌を抑制することが効果的です。
歯垢が長時間付着していると、酸が生成されるため、こまめな歯磨きやうがいが推奨されます。
歯の痛み方でむし歯の進行をある程度知ることができます。その進行具合によって治療方法が異なります。

CO
ごく初期のむし歯
症状
COは「シーオー」と読み、「C」はcaries(カリエス:むし歯)の頭文字で、「O」はobservation(オブザベーション:観察)の頭文字です。したがって「CO」は、むし歯になっているものの、今のところ治療の必要がない要観察歯となります。
むし歯菌が放出する酸によってエナメル質が溶かされ始めている段階で、歯の表面が白く濁って見えますが、まだ穴は空いておらず、痛みなどの自覚症状もありません。
治療方法
適切なブラッシングやフッ素塗布により、歯の再石灰化を促すことで治癒します。

C1
エナメル質に小さな穴が空いたむし歯
症状
エナメル質がさらに溶かされ、小さな穴が空いた状態です。歯の表面は黒ずんで見えます。冷たいものを飲食した際に「しみる」などの自覚症状が現れますが、痛みはまだないため、ご自身でむし歯かどうかの判断がつきにくい状態です。
この段階では、歯を削らずに治すことができたり、削る場合でも麻酔を使わずに削る量を最小限に抑えて治療ができたりします。このC1の段階で早期に治療を受けることが理想です。
治療方法
むし歯の部分を最小限に削り、白い歯科用プラスチック(レジン)などを詰め、表面をなめらかに整えます。

C2
歯の内部(象牙質)まで進行したむし歯
症状
むし歯がエナメル質の内側にある象牙質まで達している状態です。むし歯の部分は黒く見えます。冷たいものや甘いものを飲食したときに、しみる・痛むなどの自覚症状が現れます。この段階から進行が早くなるため早期の治療が重要になります。
治療方法
むし歯の部分を削り取り、詰め物で補います。症状によっては局所麻酔を使用します。
むし歯が広範囲な場合は、型を取って作製するインレー(詰め物)や被せ物によって歯の機能を回復します。
詰め物・被せ物などの修復物の材料には様々な種類があり、保険範囲のものと保険外のものがあります。当院では身体に優しく、審美性の高い材料を種類豊富にご用意しています。

C3
神経まで進行したむし歯
症状
むし歯が歯の内部にある神経(歯髄)まで進行した状態です。冷たいもの、甘いものに加え、熱いものでもしみたり、刺激を与えなくても激しい痛みが生じたりする場合があります。
治療方法
炎症が起きている部分と痛んでいる神経を取り除き、神経が入っていた歯の内部(根管)を消毒する根管治療を行います。この段階で治療すれば、歯自体は残せることが多いです。根管治療後は土台を立てて、クラウンを被せます。
被せ物や土台には様々な種類があります。

C4
歯根まで進行したむし歯
症状
歯根の部分までむし歯菌が侵入し、歯の大部分は溶けて崩れ、末期のむし歯の状態です。この段階では痛みを感じる神経自体が壊死しているため痛みを感じません。しかし放置するとやがて歯根部に膿がたまり激痛を生じやすくなります。麻酔も効きにくく、歯を残すことも難しくなります。
治療方法
ほとんどのケースで抜歯が必要となります。抜歯後は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで歯の機能回復を図ります。
ブリッジは、失ってしまった部分の歯を補うために、その両隣の歯を土台にして、連続した被せ物を装着する治療です。ご自分の歯と同じように噛むことができますが、ブリッジを固定するため両隣の歯を削る必要があります。このブリッジには、保険適用の金属製のものや適用外のセラミック製など、様々なものがあります。
比較的短期間での作製が可能ですが、硬い食べものや、粘り気のある食べ物では、しっかり噛むことができず違和感が生じることがあります。慣れるまでの時間が必要です。
ご自分の歯と同じように噛むことができますが、インプラントを埋め込む外科手術が必要となるため、内科疾患や重度の歯周病がある方は適応外になることがあります。
